昨日の学習時間は3時間半。主に有機化学の実験の流れや使われる実験器具について調べていました。
今までは化学反応式を字面で追ってるだけでしたが、実際はこんなにたくさんのステップを踏んで、こんなにたくさんの器具を使い分けて化学反応を起こしていたんですね…!いいな〜やってみたかったなぁ!
流れを簡単にざっくりまとめます。
有機合成の実験の流れ
反応前の物質を溶媒に溶かし、基質溶液をつくります。これは溶質を溶媒に溶かすことで均一化することができるためです。温和に反応が進むという利点もあります。また溶媒の種類を変えることでできる生成物も変わってくるので、ある意味試薬とも言えます。
使う器具
試料を量る:電子天秤、分析天秤
反応を起こす物質である試薬を投与し、撹拌させます。
反応を攪拌する:フラスコ、スターラー、リアクター(低温度)
反応をチェックする:薄層クロマトグラフィーなど
反応性が高い化合物は、そのままにしておくと発火したり爆発したりして大変危険なので、反応性が低い状態にします。このことをクエンチといいます。
化学反応でできあがった物質には溶媒、試薬、副生成物、未生成物など様々なものが混ざってしまっているので、本当に欲しい主生成物のみを取り出す作業をします。ここでは様々な手法を使って分離、精製します。
例えば、有機層と水層に分ける。固体なら再結晶する。エバポレーターで濃縮する。カラムクロマトグラフィーで分離する、…などなど
詳しいことはこちらの記事にありました↓
Chem-Station もう別れよう:化合物を分離・精製する|第5回「有機合成実験テクニック」(リケラボコラボレーション)
有機化合物の構造解析をします。分析方法には元素分析法やMS、NMR、X線構造解析などがあります。
ノートには、使われる実験器具や装置の写真も一緒に切り貼りしました。NMRについても調べて「知子の情報」へ。
これらを頭に入れつつ、今日はアミノ酸・タンパク質の検出方法をまとめていきます!
抱っこのしすぎで腰痛がひどく、布団の中からのブログ更新です。抱っこ紐便利だしよく寝てくれるけど、多用はよくないよね。
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