質問内容
【質問】
私の今の状況で、取りうる学習スタイル・進め方はどちらが適していると思いますか。
- 「岡野の化学」「橋本の物理」の勉強と並行して特許検索 → 背景知識の深堀りまでしていく。
- 基礎学習をまずは終わらせ、その後対訳学習のビデオ視聴 → 日本語の明細書を大量に読む
背景
・受講開始から現在まで、子供の夜泣きがほぼ毎日あり、毎日睡眠不足のため、なかなか勉強時間が捻出できずにおります。
・加えて家族の協力もないので、土日の学習時間はほぼゼロです。
・子供二人を保育園に入れることができ、9月に勉強再開してからの月平均の一日の学習時間は2時間ちょっとでした。
・これまでに「岡野の化学」の基礎概念の勉強のみ続けてきて、現在、有機化学・理論化学が終了し、累積学習時間は587時間です。(講座開始から1年経過)
・テーマごとに特許を調べ、ノートにリストを貼り、調べた関連ワードなどは「専門」というワードをつけ、「知子の情報」にインプットし、基礎学習終了後に、一気に明細書読みをしようと思っておりました。
・一度腹落ちまで理解して学習した内容が、ノートを見返しても、ブログを読み直しても頭にすっと入ってこないことがあり、これは特許‘(実際の技術)と関連付けて学んでいないせいで、記憶に残っていないのでは、と今さらながら気づきました(ビデオで何回も言われていたにも関わらず)
・そこで今までは、【質問】の②の方法で学習を進めようと思っていましたが、これから学習する無機化学・物理からは、①のやり方である、学習に関連する特許を検索し、特許に出てきたワード、背景知識、技術の歴史等も併せて学習していくべきでは、と思いました。
・ただ①の方法だと基礎学習の勉強終了時期が遅くなり、モチベーションが下がるデメリットがあります。
AIの答え
結論:③「基礎を主軸+毎日“少量の特許タッチ”」が最適
完全①でも完全②でもなく、基礎学習を軸にしつつ、毎日(または隔日)15–40分だけ特許に触れるハイブリッドが一番コスパ良いです。
理由は3つだけ:
- 記憶定着:抽象(教科書)と具体(特許)が往復するとスキーマが育ち、忘れにくくなります。
- 深掘り暴走の防止:短時間の“特許タッチ”をタイムボックスすれば、基礎学習の完走も遅れにくい。
- 翻訳者目線の筋力:早期からクレーム・課題解決・実施例の型に慣れると、後の大量読みにブーストがかかります。
1日の配分(平均2h/日想定)
- 60–75分:基礎(岡野化学/橋本物理)
- 1トピックだけ進める。演習を1–2問。
- 20–30分:“特許タッチ”(テーマ連動)
- 「請求項1」「課題」「解決手段」「図1」だけ。深追い禁止。
- 10–15分:対訳/ビデオ or 和文明細の断片
- 翻訳の視点スイッチ。1段落でOK。
- 5–10分:リコール(ふり返り)
- 今日の“キーワード5個”を「知子の情報」に追記。タグは
#基礎 #特許タッチ #テーマ名(例:Ksp, バンドギャップ)
。
- 今日の“キーワード5個”を「知子の情報」に追記。タグは
週末がゼロでもOK。“メンテ20分”(キーワード再テスト+1本だけ図を見る)だけやれたら満点扱いに。
“特許タッチ”のやり方(暴走しない3ルール)
- 5–3–1ルール
- 読むのは 請求項5件以内をざっと/図3点まで/代表実施例1つまで。
- 抽出は5ワードだけ
- 例:
沈殿平衡 / Ksp / 共通イオン効果 / ろ過 / 粒径分布
- 例:
- 出口を必ず作る(A4 1枚)
- A4に「問題→従来→課題→解決手段→効果」を5行で要約。写真をノートに貼るだけでもOK。
深堀りしたい用語はBacklogへ退避(Now/Next/Laterの3段階)。“Now”に入れるのは1日1件まで。
どのタイミングで検索する?(トリガー)
- 固有名詞/測定法/規格が登場したとき(例:ゼータ電位、BET比表面積、Ksp、レイリー散乱)。
- 装置図や工程図が頭に浮かばないとき。
- “なぜそれが有利?”が言語化できないとき。
→ このどれか1つでも該当したら、その日の“特許タッチ枠”で軽く当てる。
無機&物理の入り口に合わせた4週スプリント案
(1日2h×5日/週を想定、土日はメンテ)
- Week1:溶解度積Ksp/沈殿・共通イオン効果
- 特許タッチ例:粒子制御・再沈殿・純度向上プロセス
- Week2:結晶格子・バンドギャップ超入門
- 例:フォトダイオード/蛍光体材料の組成最適化
- Week3:熱と仕事(第1法則)・熱分析(DSC/TGA)
- 例:樹脂改質の熱特性評価・加工条件
- Week4:電解質溶液と導電率・pH制御
- 例:メッキ・電解プロセス・pHバッファ運用
各週のアウトプット(最低限)
- A4×1「技術ミニカード」
- Mermaidで1枚の簡易フロー(工程 or 測定→解釈の図)
記憶が“腹落ち→霧散”する対策(短時間で効くもの)
- リコール間隔:当日→+2日→+7日→+21日(各5分でOK)
- 双方向リンク:「基礎ノートの項目 ↔ 特許ID(公報番号・図番号)」を必ず相互参照
- 再説明メモ:寝不足でも書ける“1文要約”(最大50字)を残す
- 最小の翻訳練習:請求項1の主語・述語・係り受けを和文で骨格化(逐語訳は不要)
今日からの具体ステップ(初回セットアップ15分)
- 「知子の情報」のタグを統一:
#基礎 / #特許タッチ / #対訳 / #レビュー / #テーマ名
- 1日のテンプレを作る(コピペ用)
- 〔基礎〕進捗:
- 〔特許タッチ〕公報ID/請求項1要約(3行)/図の要旨(1行)/キーワード×5
- 〔対訳/動画〕気づき(1行)
- 〔レビュー〕翌リコール予約日:
- タイマー25分×4コマ(2h)を用意。特許タッチは1コマまで。
今日からやること
AIに「特許タッチ用テンプレ」作ってもらったので、それを印刷。
明日からこのテンプレを使いながら試行錯誤して自分流を確立してみます。
今までの週末ゼロから、メンテ20分にしていきます。ちりつも…
各週のアウトプット(最低限)は、ブログに。
足が遠のきつつあるので、学習記録だけでも残していきます。
ビデオ見て調べものして、だと60-75分で基礎学習終えるの難しいですが。
毎回の「特許タッチ」を大事にしていきます。
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