〇 やったこと(3.5h)
・電子写真方式の工程確認・把握
レーザープリンター基本の工程:帯電→露光→現象→転写→定着→クリーニング→除電の流れを把握。
・取り上げた特許の図面の把握
まずはレーザープリンターの全体構造とスキャナ部のみの拡大図から。各パーツの確認、用紙の流れ・レーザー光の流れを追ってみる。
・今回の特許を読む前の前提知識の把握(途中)
プリンターのスキャナ部において、ポリゴンミラーによって反射されたレーザー光が、画像領域外にある光センサによって検知されることにより、レーザー走査開始位置情報がSOSパルス信号でASIC(スキャナ制御系)へ送られ、ASICからレーザーダイオードに送られた信号によってレーザー描画が同期制御(画素位置合わせ)され、ASICからポリゴンモーターに送られた信号によってモータが速度制御補助(回転ムラ補正)をされている。
・今回の特許の課題:
両面印刷などで「露光は不要だがポリゴンミラーの回転は安定維持したい」待機時間がある。従来は回転速度検出のためにレーザー光を出し続ける必要があり、レーザーダイオードの劣化が進む問題があった。
つまり、
両面印刷などで レーザー光を止めたい期間がある
↓
止めるとSOSが取れなくなる
↓
速度制御困難になる
↓
画質が崩れる
なので、「レーザー光を止めてもモーターの回転を安定維持し、画質の乱れを抑制する方法」を提供する必要がある。
〇 やること
・解決手段の把握
・ノートに整理
〇 反省
・工程を把握した後、各過程を深堀りしていこうとしていたが、それでは特許の内容に入る時間がないことに気づき、まず特許の内容から、都度深堀りしていく方が頭に入ることがわかった。時間を常に意識すること、興味本位でダラダラ調べていないか常にチェックすることを忘れない。
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